制作年：2014年
演出・パフォーマンス：Yuta（Poi Lab）
撮影：Taku
作品概要
2014年、Yutaが手がけた実験的な映像作品において、Apixeltoys社製「Graphic Poi 72」とBlackmagic Pocket Cinema Camera（初代）を使用し、LEDポイによる残像表現の可能性に挑みました。
この映像では、光の軌跡を空間に描き出すビジュアル表現に初めて本格的に取り組みました。当時はまだ「ビジュアルポイ」や「LEDポイパフォーマンス」が一般的ではない時代であり、本作はその可能性を世界に先駆けて提示した貴重な記録です。
アイデアの源泉
映像の着想は、同年出演したパリ・モーターショーで見たCGによるネオンライトの残像映像から得たもの。「これをリアルなパフォーマンスで実現できたら面白い」と感じ、数々の試行錯誤を経て完成に至りました。
CM起用のきっかけ
その革新的な表現は、後にCM制作関係者の目に留まり、NTTドコモのテレビCM起用へとつながるきっかけにもなりました。
注意事項
※「グラフィックポイ（Graphic Poi）」と「ビジュアルポイ（Visual Poi）」は異なるメーカー製です。2022年現在、グラフィックポイの製造は終了しています。
この映像の魅力
- LEDポイと高性能カメラの融合による芸術的な光表現
- ビジュアルポイ黎明期の象徴的作品
- 現代の映像表現にも通じる先進的ビジュアル
使用機材
- 撮影カメラ：Blackmagic Pocket Cinema Camera（初代）
- パフォーマンス機材：Graphic Poi 72 by Apixeltoys
- 演出・パフォーマンス：Yuta（Poi Lab）
- 撮影：Taku
